まず、昨今の株高についてですが、業績とか景気といった理由を挙げる人が多いですが、今のような管理相場ではマネーサプライの増加が主因なのだと思っています。
日本銀行は17日、金融政策決定会合を開き、デフレ克服に向けた追加的な金融緩和策として、昨年12月に導入した新型オペ(公開市場操作)の資金供給規模を現在の10兆円から20兆円に上積みすることを決めた。
[参考] 日銀、新型オペ倍増 20兆円に
年末から近日にかけての日経の上げはあきらかに日銀の新型オペに連動しているのです。ミクロな視点で見ても、投信にいつ回収させられるか分からない20兆円もの資金を渡したら、流動性の低い実業への投資や融資に向かわずに、株や商品や比較的流動性の高い債権に向かうのは火を見るよりも明らかなわけです。
また、去年の3月中旬からの米株の大幅な上昇はFEDによる1.25兆ドルものMBSの買上げが起点となっていますが、このようなオペレーションでお金をジャブジャブさせたことで米国株があげ続けたわけです。しかし、今年の3月末にようやくFEDによるMBSの買い上げが終了しました。
そのようなことから、前回、「4月くらいから経済関係で大きな動きがありそうです」と書いたわけです。
つまり今の株高は日銀の新型オペによる最後の断末魔の叫びのようなものだと思うのです。
以前、2010年の4月決算から簿外資産のオンバランス化をする必要があるという記事を書きました。
[参考] 簿外資産のオンバランス化
米国決算発表予定カレンダー(2009年第1 四半期)
決算スケジュールを見ると(今年のがみつからないので去年のですが)
16日 JPモルガン・チェース
17日 シティグループ
20日 バンカメ
というように中旬以降気になる決算が続きます。
また、同時期に
4月15日 米財務省為替報告、1─3月期のGDP発表
4月16日 中国で先物市場が開始
といった気になるイベントも続きます。
4月末には日本の空売り規制・自己株取得の時限措置が解除される可能性もあります。
[参考]空売り規制・自己株取得の時限措置、2010年4月末まで延長=金融庁
とまあ、いろいろと気になる4月中旬なわけです。
↓4月中旬から大変なことになるかもしれないと思った人は、
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