とりあえず、起きたことの検証をしてみましょう。

上の日経平均チャートの出来高に3つの赤い四角を書きましたが、
・1つ目が、日銀介入資金で増加したとみられる出来高。
・2つ目が、日銀以外の何かしら(おそらく年金)の介入により増加したとみられる出来高。
・3つ目が、日銀介入資金の返済により増加したとみられる出来高。
と見ています。
以前から日経が9000割れ目前になると日銀介入やら年金買い観測が起きるので、政府の防衛ラインがこのあたりなのではないかと見られるわけですが、結果論としては年金買いなどで支えられたことで、ショートカバーなどを誘い予想に反し短期的に上昇したと言えます。
また、返済日の30日には少し崩れましたが、当初予定されていた空売り規制解除が3ヶ月延期されたことで全体としてはあまり崩れなかったといえます。
ただ、ゴールドは崩れ、バルチック海運指数は低調、原油も崩れそうな雰囲気、国債は高く、日銀はそれほど積極的に介入していない。
このような状況ですから、中央銀行による量的緩和などの介入が無ければ、再度9000割れを目指すような動きになるでしょうし、この防衛ラインを割れれば今までの介入資金が一転して売り圧力になるわけですから大きく崩れる展開になる気はします。(底抜けするとノックイン爆弾も炸裂しますし)。逆に、中央銀行の何十兆円レベルの介入があれば株は暴騰するのでしょうけどね。
つまり、政治判断次第ということですね。
こういう、方向性が読みにくいときは、ボラタリティが縮小した後に急に増大することが多いので、一般的にはコールとプットを組み合わせたロングストラドルとかロングストラングルがいいとされますね。ただ、下げに比べて上げというのは急激ではないので、期待値という意味ではプットのみの方が高い気がしますが。(これはあくまで一般論です、ポジションを張るのは自己責任で。)
ちなみに、ダウのチャートはブラックマンデー直前のチャートに似ていますね。まあ、ただの偶然でしょうけど、もし9000割れの展開だとSQであり先述の日銀資金の返済日である8月13日をターゲットに売り崩してくるのでしょうかね。
8月15日が終戦記念日ですが、その直前に、日本国債と株式が同時に大きく崩れるようなことが無ければいいのですが。

